日本カナダ商工会議所主催「英語の達人になるためには」セミナー(日加トゥデイ掲載)

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「英語を使いこなし、世界の舞台に立てるように」を目標にして、画期的な英語教育シリーズ「英語の達人になるためには」(日本カナダ商工会議所の主催)の第1弾、計3日間には、各日2人の講師が登壇。春の陽光が徐々に感じられる2024年2月12日、3月3日、3月24日の3日間、賑やかなダウンタウンの会場SELC ランゲージ・カレッジは、若き参加者の情熱でさらに熱意と希望に包まれた。開始にあたり、在バンクーバー日本国総領事館・岡垣さとみ首席領事が英語を使って仕事をすることについてお話された。

会場で挨拶をされる岡垣さとみ主席領事(写真 吉川英治)
会場で挨拶をされる岡垣さとみ主席領事(写真 吉川英治)

Day 1:

「脳科学的アプローチで英語を自分の言葉にする」by ホール奈穂子(Gabby Academy代表)

ホール奈穂子さん(写真 吉川英治)
ホール奈穂子さん(写真 吉川英治)


「瞬発的に日本語を英語にする」by 加藤まり(Focus Education Services 代表)

加藤さんは「海外に住んでいるからといって、自動的に英語が使えるようになるわけではないのですが、効果的な学習方法で学び実践することが大事なんですね」と発言。

“どうしても、いったん頭で考えていしまい、出遅れる”という多くの人にありがちな課題に対して「自動的に英語が出てくるにはどうしたら良いか」を中心に、おふたりの講師は説明と実践練習を取り入れて展開。

加藤まりさん(写真 吉川英治)
加藤まりさん(写真 吉川英治)

Day 2:

「英語も幸せも人を愛することから」by 吉川英治(Boxers Without Boarders)

海外で講演と執筆を続ける“世直しボクサー”吉川さんは、世界を飛び回った体験を熱く語った。

吉川英治さん(写真 日本カナダ商工会議所)
吉川英治さん(写真 日本カナダ商工会議所)

「ネイティブの発音を真似る」by サミー高橋(SELCランゲージ・カレッジ校長)

ネイティブのように発音ができるようになるには英語力が高くなくても可能。英語特有の母音、子音の存在を知ることを通して、あとは練習を積むことだとわかりやすく手ほどきした。

サミー高橋さん(写真 吉川英治)
サミー高橋さん(写真 吉川英治)

Day 3:

筆谷信昭さん(写真 日本カナダ商工会議所)
筆谷信昭さん(写真 日本カナダ商工会議所)

「日本アニメ北米展開と映像翻訳」by 筆谷信昭(日本映像翻訳アカデミー(JBTA) LA代表)

東京、LAを拠点に日本映像翻訳アカデミー(JVTA)で映像翻訳者養成スクールを経営する筆谷氏は映像翻訳の市場やアニメの翻訳について、同社による字幕も上映しながらの講演。聴衆にはアニメファンが多く、活発な質疑応答が飛びかっていた。

「Global Career Development: ネットワーキング・インフォーメイショナル・インタビューで差をつける」by 高林美樹(AK Jump Educational Consulting  Inc代表) &ブレア・ジョーダン(Highmont Advisors Inc代表)

高林美樹さん&ブレア・ジョーダンさん(写真 日本カナダ商工会議所)
高林美樹さん&ブレア・ジョーダンさん(写真 日本カナダ商工会議所)


カナダでの就活の際に必須なコネクションの作り方を披露。「見栄えの良いレジュメを作成、応募するだけでは採用される可能性は低い。いかにコネクションができるネットワークを作り、採用担当者にインフォーマルな形で会って、話を聞くことができるかが鍵だ」とブレアさん。

どのセミナーにも、英語学習者が、違う角度から、それぞれの持つ英語力に、より一層磨きをかけ、実践で英語が活かせるようになるための有益なヒントが数多く散りばめられた。

(記事寄稿:日本カナダ商工会議所)